遊漁船業を始めるぞと決意し、船を用意し書類を提出し、すぐに始めることが出来るのであれば簡単なのですが、現実には様々な障害が起こるはずです。
何の障害も無くスムーズに開業出来るのは、親や親戚が漁師兼遊漁をしていて、自分も漁業組合の組合員だった、船宿の従業員として経験を積んでからその地で独立をした方?
最大の障害、実務経験又は、実務研修
遊漁船業を始める場合この規定が障害となります。上記に書いたスムーズに開業できる方はこの規定で苦労することが無いのです。
脱サラや業種替えで遊漁船業を始める場合、どうしても実務研修を受ける必要があります。
これが一番の障害になるでしょう。
商売の競争相手を増やす為の手助けをする訳無いのは当たり前なのです。
平成4年から平成14年までバスプロとしてバスボートガイドをやっていたのが今回、生きました。
平成15年4月1日から施行された遊漁船業務主任者の前に遊漁船業(バスプロガイド)だった訳です。
法律の適応外なので実務経験になるそうです。(島根県水産課回答)
施行された直後は実務経験者が0人になる理屈では可笑しいですよね
グッジョブ!日本国(^^)/
実務研修塾を始めます。
遊漁船業の適正化に関する法律によって、遊漁船出航時には、各都道府県知事の登録をうけた業務主任者を乗船させなければなりません。
業務主任者無しで、お客様を漁場へ連れて行き、水産動植物をとらせてあげる商売は違法。(釣船・瀬渡し船・潮干狩り等)。業務主任者無しで、お客様は乗せても、魚や貝などは獲らせない商売は合法(ダイビングボート・イルカウォッチング)
また自分自身で船長と業務主任者を兼務する場合は、操縦免許証の「特定」をとる必要があります。もしなければ小型旅客安全講習を受講する必要があります。
さらに利用者1名につき5.000万円以上の保険をかけるルールがありますし、5年ごとに講習を受けなおしての登録更新が必要、様々な義務を負い違反すれば3年以下の懲役若しくは300万円以下の罰という罰則規定も当然あります。
船を持てば維持費も結構かかるし、燃料代も安くない…
これらを踏まえたうえで、是非とも遊漁船業務主任者になってみたいという方に対し、養成講習を設定しております。
遊漁船業務主任者養成講習
まずはお問合せのうえ、お申込みください。たたら丸の業務上の支障が出ない範囲でご希望日を尊重します。(30日間)
↓
①遊漁船にて30日間の実務研修となります。
↓
②最終日、登録に必要な実務研修証明書をお渡しします。最後にご自身で提出される登録申請書類の確認を行って解散となります。
※なお、30日間の実務研修は連続していなくても構いません。
1日5時間 + 30日間 | |||
75万円~ |
また,例えば他所で1日研修を受け,たたら丸にて29日間受けるという方法も当然可能です。
その場合は上記基本代金より日割り計算いたします。
よくある質問
Q.研修費用に燃料代などは含まれていますか?
A.はい。含まれています。
Q.出航場所は浜田市や鳥取市にしてもらうことはできますか?
A.それはできません。そちらへ向かうまでの手間・燃料・桟橋代等をかんがみると大幅な負担増になりますので,研修費用もかなり上がってしまいますので、たたら丸指定の乗り場まで来て頂くのを原則とさせてください。
Q.実務研修の10日間を充足する間が長期間になっても問題ありませんか?
A.はい。法令上、特に規制はありませんので、10~20年で受けて頂いても構いません。
ただし、あまり長期に渡ると遊漁船業の登録の申請又は主任者を追加する届出の際に行政官庁職員に突っ込まれることは十分想定されるところではあります。
Q.他都道府県からですが大丈夫ですか?
A.問題ありません。実務研修や遊漁船業務主任者講習は全国どこで受講してもOKです。
Q.理屈では、1日5時間であれば、24時間の間に4回分(4日分)の研修を受けることが可能かと思いますが、それでも大丈夫でしょうか?
A.それはダメです。法令において「30日間」と名文の規定がありますので、それに従うしかありません。「30日間」と法令に規定されてしまっている以上、1日に2回以上の研修はできません。
Q.研修は30日間でないと受け付けてもらえませんか?
A.いいえ。他所で25日研修を受け、たたら丸にて5日間受けるという方法も当然可能です。
その場合は基本代金より日割り計算いたします。
Q.領収証は発行してもらえますか
A.はい。大丈夫です。
Q.複数で申し込んだ場合の料金が知りたいです。
A.1人も5人も受講料は同じです。御一人、基本受講料75万円です。
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